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2009年12月16日 (水)

 鉄のトライアングル

 金曜日の政治学のテーマは、「鉄のトライアングル」だった。日本の政策形成は、政官業のもたれあい(鉄の三角形)のなかで、行われてきたが、このまさに日本の構造にかかわる部分を考えた。学生にもわかりやすい例として、車検制度を取り上げた。ほとんど車に乗らないを我が家にも、2年に1度の車検制度はやってきて(1年ごとの検査もきちんとやっている)、そのために相応の費用がかかる。車検制度を単体で考えると、問題点も見えてくるが、そこに暮らしている人も多く(8万の整備工場があるという)、全国に散らばる事務局は国の職員の再雇用先にもなっている。そこを考えると、仕分けは簡単であるが、それを実践し、改革を具体化するのは難しいことが分かったようだ。政権交代は、政官業の癒着を変える契機になるが、自民党に変わって、今度は民主党が政の部分を担うのではないかという学生の心配は、多くの市民の心配でもあろう。小沢幹事長の改革は性急に過ぎるようにも見え、その成果は予断を許さない。いずれにしても政治学は、さすが伝統ある学問だけに、考えさせるテーマが多い。この週は、義母の葬儀やさまざまなことがあり、まいった一週間だった。遠方から何人かお客さんも見えたが、授業終了後、ボランティア論に出ている日文の1年生たちが研究室に寄ったので、いただいたお菓子を大いに食べ、この週のまとめとした。

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